2010年06月10日

けしからん!

魔王「この我のものとなれ、勇者よ」勇者「断る!」

先日紹介したログ・ホライズンの作者の別名義作品。
通称、まおゆう。
総スレッド数13、約86万文字に及ぶ大作にはただただ脱帽するばかり。
魔王城へ単身乗り込んだ勇者に、経済的合理性に基いて戦争をしているとその有用性を説く魔王というプロローグからもうぶっ飛んでいるのだが、前述のログ・ホライゾン同様に好き嫌いは分かれると思うのでその点だけ注意して貰いたい。

個人的には6万が守る都市(城壁に斜堤)Vs30万の大軍(10万丁のマスケット+100門のカノン+宗教的情熱?)という構図が、何処となくコンスタンティノープルの陥落を髣髴させて素敵。
突貫する前線の兵士に、追い討ちを掛けるようにして砲をぶち込むイェニチェリ的なセンスも素敵。
元々オスマンの攻城戦は、徴用したバルカンの連中を捨て駒として突撃させ、然る後に督戦隊を兼ねた精鋭のイェニチェリが制圧、というのが定番なので概ね間違ってはいない。
むしろそれを下敷きにしている感があって割と好印象。
まぁ折角銃器のある世界なのだから、もう2〜300年程すっ飛ばしてフリントロックライフルや国民皆兵の徴兵制とか出て来たら、もっと始末に終えない大戦争になったろうに、と言ってみる。
始末に終えないから物語が終わらなくなるのは駄目だな、うん。

いや、しかし……
……そ、それにしても魔王め。
なんて、けっ、けしからん駄肉なんだ、全く、けしからん!
いいぞもっとやれっ!!

私は人肌恋しさのあまりもう倒れそうだ。
posted by Yatsumi at 02:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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