2010年08月27日

五丈原に星墜ちて

先日の今敏監督に先立って人形アニメの巨匠、川本喜八郎先生がお亡くなりになっていた。
道成寺、平家物語、死者の書と代表作に挙げられる物は人それぞれだと思うが、私にとって川本作品と言えばなんと言っても人形劇三国志である。
NHKの人形劇から三国志に入り、区立の図書館にあったあすなろ書房の子ども版三国志で演義の世界に踏み出し、岩波少年文庫の後に爆笑三國志経由で蒼天航路、恋姫無双と歩んで来た気が……あれ?まともな三国志読んでないのか!?
取り敢えず図書館あたりで吉川幸次郎を借りて、吉川英治を借りて、北方謙三、陳舜臣、宮城谷昌光と続けて読んでみようかなぁ……あれ?この間まで読みたかった指輪物語は、って話だが。

ともあれ、子供心ながらに感動を与えてくれた作品であっただけに、その人形師たる川本先生の訃報もまた残念としか……
んでもって長野は飯田市の人形美術館へは行かざるを得ないワケだが……一緒に行って一番喜びそうだったヤツももう居らんのだよなぁ。
巨星墜つ、心よりご冥福をお祈りいたします。
posted by Yatsumi at 23:12| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年08月25日

安全保証の補陀落渡海

今敏監督の訃報に只々呆然とするばかり……パプリカは大好きな映画なのだが、もう二度とあんな作品が生まれることはないと思うと哀しくなる。
現在は公式HPにアクセスし辛い状況が続いているが、復旧したら過去のブログを読むことにしよう。
いや、パプリカの公式ブログを見るだけでも今監督のワケの分からなさを充分に堪能することは出来るのだろうけれど。
ともあれ、これからのアニメーション映画を引っ張って行って欲しかった人物が、この段階で亡くなってしまうことが非常に惜しまれる。
どうか安らかな眠りを、心からのご冥福をお祈り申し上げます。
posted by Yatsumi at 22:13| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年08月19日

折角夏なのだから

少しは夏らしく、いや、涼を感じられるような話でもしようかなと。
先週末辺りから風邪気味だったが、いよいよ症状が明らかになってきて昨晩は13時間ばかり寝ていた。
まぁそうしたらこんな夢を見たのだが……

幽体離脱、という現象がある。
いや、本当にあるのかどうかは解からないが、そういう話がある。
死の淵をさ迷っていたらいつの間にかとか、或いはクシャミ一発で気が付いたらとか、まぁ色々な原因があるようだが自分の魂とか霊とかそんな感じの存在が肉体からニョロっと抜け出してしまうことを言うようだ。
こうやって書いていると六条御息所みたいな生霊もいわゆる一つの幽体離脱なのかもしれないが、概ね飛び出てしまった魂がさてどうやって戻ろうかという話になると思う。
そう、私は夢の中で幽体離脱をしていたのである!

周りは真っ暗な状態で、夜目に慣れているから薄ぼんやりと辺りの景色が分かる。
布団の大きさや家具の配置、天井の高さ、うん、これは間違いなく私の部屋だ、と認識した。
しかし自分の意識はどうも布団の上ではなくて、天井間近な所にある、部屋で言うと2mくらいの中空に仰向けで浮いている。
おお、これが噂の幽体離脱というヤツか!?ならば早速私自身の寝姿を確認せねば!と思って下方向を振り向こうとする、その瞬間……

なんと言うことだろうか、私は自信の肉体を振り返る間もなく、その肉体に急激に引き寄せられる感覚に襲われたのだ。
空間的には1.5mくらい下降した感じなのだが、更に驚くべきことに、そこから私の霊魂は逆バンジーの如く再び天井へ向かって急上昇したのである!
そして仰向けの姿勢のまま幾度となくビヨンビヨンとゴムに引っ張られるような感覚で(または、飛行機に乗っている時のあの急な下降で身体が浮くような感覚で)床と天井の間を激しく往復し……そのまま意識を失って、気が付けば朝を迎えていた。

……夢、だったんだろうなぁ。
そうでなければ私の魂と魄を結ぶ絆はバンジージャンプ並のゴム製なのかと非常に悩ましい思いをしなければいけなくなる。
紫外線にでも当てれば劣化するだろうが、魂を紫外線に当てるのは難しそうだ。
このゴム紐が千切れるには経年劣化しか残されてないんだろうなと。
posted by Yatsumi at 23:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年08月18日

弔事慣れ

全く以て嫌な話だが、この7年間で知人が5人亡くなっている。
3秒に1人は誰かが死んでいるというのは理解しているけれども、それにしたって20代でこの人数はかなりハイペースな気が……最早自分で若いという程の年齢でもないが、こんなに早い内から離別ばかりに慣れてどうしろと、と困惑気味ではある。

この3月は大学の友人だったが、今度は小中高と一緒だった女性だった。
高校卒業以来全く沙汰が無く、何時か何処かで話せる機会があると良いなぁ程度に思っていただけだったが……改めてそんな自分の態度が悔やまれる。
しかし、ふと思ったのだが、自分にとってこうやって筆を執るような人物は、きっとそれ相当に思い入れやら何やらが存在している証左なのだろうなと。
例え同級生であっても顔見知り程度の中じゃきっと葬式なんて行かないんだろうなと。
そうであれば、どんな状況にあっても悔いが残るのは当たり前な気もするのだ。

原因は良く分らないが、鬱気味だったというのは直接御母上から伺った。
だとすれば自律神経系か心肺系の疾患、或いは自らとも考えられる……そういった子では無かったような気がするのだが、やはり年月は人を変えてしまうのだろうか。
10年くらい前にONEとかAirとかをプレイして、生きている理由だとか存在する意味だとか、そんな答えが出ないことを悩んでいたら「自分の価値なんて自分で磨くしか無い」と竹を割ったような解が帰って来てひどく彼女が大人に見えた……そんな思い出が強く残っている。

しかし、改めて考えると、亡くなった内の1人は事故死なのだが、あとの4人は半ば自分を追い詰めた挙句に逝ってしまった感が強くて、酷く哀しい。
こんな世の中じゃ思い詰めてしまうのも解からなくもないのだけれど……
全く嬉しくも有り難くも無いが、お陰様でか自分が向こう側に引き摺られる事は無くなったと思っている。
むしろ、皆がメメント・モリと大合唱しているようでこりゃ真面目に生きないと駄目だよなぁと心から思わされる今日。
posted by Yatsumi at 23:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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